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歴代のスタッフやお世話になっている人など、ほんとに大勢が訪れていました。
何よりも、谷家の家族がすごいなーと改めて感じました。
お店をやっている人間が、しかも辞める人間が言うのが何ですが、本当に10年続けるということはすごいことだと思います。
谷さん、本当におめでとうございます!
いつもお疲れ様です!
つい先日は、和家のごはんのイラストを描いていただいてる石渡さんもいらしてくれました。
しかも東京から!
閉店することをうわさで聞いてとのことでしたが、ありがとうございます。
谷さんとの会話のテンポがサイコーでした!
さてさて、そのパーティーに行く前に、美浜でしっかり脱穀してきました。
前日の通り雨の影響もなくしっかり乾いたお米たち。
当日も12月とは思えない暖かさで、作業もしやすかったです。
まずは、友達から借りた足踏み脱穀機を使っての脱穀。
この脱穀機はキンブルで手に入れたそう。
ちょっと写真じゃわかりづらいのですが、足で踏みながらの脱穀作業はタイミングというかテンポ良く動かしながらの作業なので、最初は戸惑いながらでしたが、みんな上手にできました。
脱穀を終えた後、一緒に大きな稲わらやゴミも混じっているので手作業で選別。
人数が多いからよかったですが、なかなか時間のかかる作業です。
でも、いろんな話をしながら、楽しかった!
そして、この籾を唐箕(とうみ)にかけます。
これも写真ではわかりづらいです、すみません。
唐箕
風のちからで軽いゴミをとばして、重い籾は下に落ちるという簡単ながら見事なシステム。
一同、感心しながらの作業です。
このあと、業者さんにお願いして籾摺りの作業になります。
お米の硬い表皮をとってもらうと初めて玄米と呼ばれるものになります。
ここまで、ざっと振り返りましたが、一連の作業を、機械を使わずすべて手作業でやりました。
個人の感想としては、この収量でこの大変さですから、大規模にやってらっしゃる方の苦労といったらそりゃもう計り知れないものだと思います。
個人にしても、4人家族で1年間にお米を食べる量は、もちろん差がありますが、だいたい4俵。
1俵60キロですから240キロくらいのお米を手作業で作ろうと思うと、うーん大変だ。
でも、私たちはその大変さを実感することができました。
もちろん、まだまだ改良の余地がたくさんあることも知っています。
これは自分たちにとって大きな財産になるんではないかと思います。
地産地消や、フードマイレージ、国の食料自給率の低さ。
たくさんの食の問題が指摘されていますが、地産地消は、まあまず基本ですね。
しかし、この世の中で輸入食材を避けようとするには無理がある気がします。
しかも、わたしはパスタが大好きです!
でも、なかなか、小豆島のオリーブオイルには手が出せないんですよ、値段的に高価なんです。
じゃあ、どれを1番に大切にするかというと、やっぱり無駄なく使うということが大切なんじゃないかと思います。
お店をやっていて、やっぱりゴミの問題が私の中で最近一番の悩みどころです。
冷蔵庫の片付けついでに、何ヶ月も放置されていた食材を捨てるなんてことはよくあります。
生ゴミにしても、野に捨てれば堆肥として使えるようになるのに、業者用のゴミとして出して、さらにはお金を出して回収してもらうことになんだか違和感がすごくあります。
この、お米作りを通して、手作業を通して、あらためて、そういうことに気づけるんじゃないかと思いました。
考えるのはもちろん大事です。
必要です。
が、同じくらい、手を動かすこと、実践することが大事なんじゃないですかねぇ。
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